四柱推命で【基本的な人格・性質】を鑑定します。
| 年柱 | 月柱 | 日柱 | 時柱 | |
|---|---|---|---|---|
| 天干の通変星 | 食神 | 傷官 | - | 不明 |
| 天干 | 甲 | 乙 | 壬 | 不明 |
| 地支 | 辰 | 亥 | 寅 | 不明 |
| 地支の蔵干 | 戊 | 壬 | 甲 | 不明 |
| 蔵干の通変星 | 偏官 | 比肩 | 食神 | 不明 |
| 十二運 | 墓 | 建禄 | 病 | 不明 |
| 特殊星 | 福星貴人 月徳貴人 |
節度貴人 天徳貴人 亡神 劫殺 |
文昌貴人 天厨貴人 天官貴人 駅馬 |
不明 |
| 参考データ |
|---|
| 空亡:辰巳 |

日干が壬(みずのえ)になる人は、例えるなら海・湖・大河のような人です。 広い海原や大河のように、ゆったりとした雰囲気を持っています。 どんな環境でもあるがままを受け容れて、適応していけるおおらかさがあります。
基本的に他人には親切で、人の役に立つことを喜びます。 自分自身は束縛されずに自由気ままでいることを好み、 他人に対しても自分の価値観で相手を決めつけるような態度は少ないでしょう。
一方で、どこかつかみどころがなく、ある意味において無責任な一面があるようです。 その悪い面が出れば、現実的な問題を人任せにして、優しさや楽しさのみにフォーカスしている怠惰な人と見られることがあるかもしれません。
月支元命が比肩(ひけん)になる人は、独立心旺盛な人でしよう。 何事においても判断基準は“自分”で、 自分自身を表現したり自己実現したいという強い願望を持っています。
比肩は、蔵干が日干と同じになる場合に生成される星です。 日干と同じ干なので、日干の気質がより強められます。 日干の種類により強められる気質は異なりますが、自分自身をねじれ無くそのまま表現する、 ある意味ストレートな性格の人だと言えるでしょう。
比肩は自分自身の気質を強めるので、日干の弱いタイプの人にはプラスに働きます。 この場合には、何事も自分の意志で決断して、ハッキリとした目的意識を持ち、 積極的な態度で取り組む精力的な人物となるでしょう。
一方で、日干が強められすぎて過剰になる人もあります。 この場合には、自意識過剰になったり、自己中心的で身勝手な面が出てくるでしょう。
※ここまでは、日干・月支元命・通変星による大まかな鑑定です。 日干・月支元命・通変星から大まかに鑑定することで、その人の主軸となる気質が判断できます。
ここからは、より詳しくみていきます。 上記の命式では、性格や運勢への影響が特に大きい日柱の干支(日干支)は「壬寅」となっています。 以下は、日干支からみる基本性格・コミュニケーション・恋愛運・金運・仕事運です。
器が大きく、ゆったりと大らかな人です。 物事のとらえ方がおおむね素直で、何事にも前向きに向き合います。 言動が悠然としていて余裕が感じられるのは、 根っこに自信と決断力があって焦りが無いからかもしれません。
言動には嫌みが無く、さっぱりとしています。 他人に親切で包容力があるので、この人の周りには人が集まってきます。 自然体で無理をしておらず、どこか天然に見えることがあります。 温かみがあってどこか可愛げがあり、周りから愛されるタイプです。
好きになった相手には、自分からアプローチする方でしょう。 相手を楽しませようとして、自分自身も恋愛を楽しみます。 交際したら、浮気はしないタイプです。 結婚生活は、安定したものとなるでしょう。
大きな金運を持っている人です。 器用に細かく稼ぐのではなく、大きく取り組んで大きく稼ぎます。 最初は成果が上がらなくても、やがて大金を手にする可能性があります。
仕事には一生懸命向き合う人です。 困難な仕事にも正面から向き合い、言い訳することなく根性でやり抜きます。 そうした仕事ぶりに周りからの信頼も厚いでしょう。 ピンチに陥っても、不思議と人に助けられます。
性格や運勢への影響が特に大きいのは日干支ですが、年干支・月干支・時干支からも影響を受けます。 それぞれの干支(かんし)の性格的傾向などは、以下のリンク先を参考にしてください。
0~1歳の10年間にめぐる通変星は「傷官」となります。
傷官がめぐる期間には、クリエイティブな面が出てきて観察力が鋭くなり企画力が冴えます。 その一方で、世の中の様々な物事に対して批判的、毒舌気味になり、 ちょっとしたズレが許せない神経質な面が強くなります。
日々の生活はどこかピリピリとして苛立つことが多くなります。 アタマの回転速く合理的でいられる時期ですが、それだけに周りの人間がグズグズしているように感じられるかもしれません。 組織や集団に属していることがわずらわしくなり、孤独を好む傾向が強くなります。
この時期には人付き合いが少なくなりがちで、周りの協力を得にくいでしょう。 その代わり、自分の内側から斬新なアイデアが湧いてきたり、観察と思索から人生の真理に気付いたり、自分自身の仕事や研究がはかどりやすい時期でもあります。
この時期には、自分自身のアイデアの実現や企画の練り込みなどにエネルギーを費やすのが良いかもしれません。 大切な人との縁を切らないように他人への批判は慎み、理想と現実のギャップに必要以上に悩まず、他人は他人、自分は自分と割り切って、自分の出来ることをコツコツと進めることです。
[0~1歳] [1~11歳] [11~21歳] [21~31歳] [31~41歳] [41~51歳] [51~61歳] [61~71歳] [71~81歳] [81~91歳] [91~101歳] [101~111歳] [現在の大運]
大運(たいうん)は、10年単位で変化して巡る運気です。
| 大運(10年運) | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 年齢 | 天干の 通変星 |
大運の 干支 |
大運の 蔵干 |
蔵干の 通変星 |
十二運 | 運気 |
| 0~1歳 | 傷官 |
乙
亥
|
壬 | 比肩 | 自分が強まる |
|
| 1~11歳 | 偏財 |
丙
子
|
癸 | 劫財 | 自分が強まる |
|
| 11~21歳 | 正財 |
丁
丑
|
己 | 正官 | 自我が弱まる |
|
| 21~31歳 | 偏官 |
戊
寅
|
甲 | 食神 | ||
| 31~41歳 | 正官 |
己
卯
|
乙 | 傷官 | ||
| 41~51歳 | 偏印 |
庚
辰
|
戊 | 偏官 | 自我が弱まる |
|
| 51~61歳 | 印綬 |
辛
巳
|
丙 | 偏財 | ||
| 61~71歳 | 比肩 |
壬
午
|
丁 | 正財 | ||
| 71~81歳 | 劫財 |
癸
未
|
己 | 正官 | 自我が弱まる |
|
| 81~91歳 | 食神 |
甲
申
|
庚 | 偏印 | ||
| 91~101歳 | 傷官 |
乙
酉
|
辛 | 印綬 | ||
| 101~111歳 | 偏財 |
丙
戌
|
戊 | 偏官 | 自我が弱まる |
|
生まれてからの数年は、まだ運勢が定まっていない時期とみます。 運勢の基礎が定まる年齢を立運(りつうん)といいます。 上記命式の立運は 1歳 です。 立運の年齢から10年単位で大きな運気が巡ります。
以下は、命式の部分に着目したディテール情報です。 あくまでもディテール情報ですから、どの程度参考にすべきかは見解の別れるところです。 ある程度の専門知識が必要となりますので、詳しく知りたい場合にはプロの占い師さんにみてもらうのも良いでしょう。
命式のなかに干合(かんごう)はありません。
命式のなかに方合(ほうごう)はありません。
命式のなかに四墓(しぼ)はありません。
命式のなかに三合会局(さんごうかいきょく)はありません。
命式のなかに冲(ちゅう)はありません。
命式のなかの亥・寅が隣接している部分は、支合(しごう)しています。 隣接する2つの支が支合により強く結びつくことで、命式のバランスが変化します。 例えば、支合している支と、支合とは関係のない干との関係で生じる吉意や凶意は弱まります。
命式の日柱が[壬][寅]なので、空亡は「辰巳」となります。 この命式の持ち主は、辰年と巳年が空亡です。 空亡の時期には、普段とは異なる運気になります。
命式の四柱の十二運は、以下の通りです。 十二運は、各柱の通変星の強弱を表すものです。 特に、月柱や日柱の十二運は、その人の性格や運勢にある程度は影響を与えると観ます。
それぞれの十二運の観たては、以下のリンク先でご確認ください。
上記の命式には、以下の特殊星が入ります。 特殊星は、命式内の天干と地支の組み合わせを部分的にみて、特定の組み合わせがある場合に名前をつけたものです。
特殊星は、命式の基本となる干支(かんし)や通変星(つうへんせい)に比べれば、それほど重視する必要はありませんが、 その人の性格や運勢を特徴づける部分的な要素と観ます。
それぞれの特殊星の観たては、以下のリンク先でご確認ください。
※上記の占い結果は、四柱推命の解釈に基づいて性格の傾向を解説したものです。 あくまでも“四柱推命ではそういう傾向があるとされている”ということであり、 性格診断テストのような科学的根拠があるわけではありません。
※四柱推命の鑑定では、必ず命式全体のバランスを考慮する必要があります。 上記の性格判断は、命式の各部分を数値化するなどして機械的に算出しており、 必ずしも上記の解釈がすべてではない点に注意してください。
※より厳密に鑑定されたい場合には、信頼できる専門家に個人鑑定を依頼されることをおすすめします。