冲(ちゅう)とは、命式中の2つの支が特別な組み合わせになって、支どうしが反発しあうことです。
冲となる条件は、命式に以下のいずれかの組み合わせで、2つの支が隣接することです。
これは、十二支を環状に並べたときに正反対の位置になる組み合わせです。
上図の強・中・弱は、2つの支が組み合わさった場合の反発の強さを表します。 これらの組み合わせの支が命式中で隣接すると、2つの支は反発しあってお互いに力を弱め合います。 一方が強くてもう一方が弱ければ、弱い方の支は極端に力が弱まります。
四墓とは、丑・辰・未・戌のことです。 四墓の冲は、土性どうしなので反発はそれほど強くありません。
四旺とは、子・卯・午・酉のことです。 四旺の冲は、やや反発が強くなります。
四長生とは、寅、巳、申、亥のことです。 四長生の冲は、反発が強い組み合わせです。 命式によっては凶作用が感じられるかもしれません。