辛未(かのとひつじ)は、十干と十二支を組み合わせた六十干支(ろくじっかんし)の組み合わせの8番目です。
辛 | ||
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未 | ||
丁 | 乙 | 己 |
年干支が辛未(かのとひつじ)となる年は、西暦年では以下の通りです。
辛(かのと)は陰性の金、未(ひつじ)は陰性の土です。
温かく乾いた土の上に、宝石が乗っています。 宝石は土に汚されながらも、さらに磨かれていきます。 命式中に水があると、宝石についた汚れが洗い流されて輝きを増すでしょう。
外面的には温厚でソフト、内面的には芯の強いしっかり者です。 常に全体のバランスを見ていて、自己主張は控えめです。 物事をよく観察して緻密に考えており、複雑な状況にもうまく対応できる優秀な人物です。
自分の考えがあっても強く主張しないタイプです。 グループ全体がまとまることを重視しており、そのために自分を抑えることを選びます。 ルールやマナーをよく守りますが、度を越せば少し偏屈な面が出ることもあります。
どちらかと言えば受け身体質で、相手からのアプローチを待つほうでしょう。 協調性があり浮気をしないタイプで、いつも穏やかな態度で相手をサポートします。 一度交際すると長くなりやすく、そのまま結婚する人も多いでしょう。 一方で、相手を慎重に選びすぎて、なかなか交際や結婚に至りにくい人もいるかもしれません。
若い頃から地道に働いてお金を稼ぎます。 一つの道をきわめていくうちに徐々に評価が高まり、中年期以降には金運が安定してくるでしょう。
責任感の強い努力家で、与えられた任務は最後までやり抜きます。 バランス調整のうまさや的確な判断力があり、徐々に評価が上がっていくでしょう。 控えめな性格ゆえに、激しい競争は苦手かもしれません。 晩年になるほど評価の上がる大器晩成型と言えそうです。