己卯(つちのとう)は、十干と十二支を組み合わせた六十干支(ろくじっかんし)の組み合わせの16番目です。
己 | ||
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卯 | ||
甲 | 乙 |
年干支が己卯(つちのとう)となる年は、西暦年では以下の通りです。
己(つちのと)は陰性の土、卯(う)は陰性の木です。
草花の上に、柔らかい土があります。 草花が茂り過ぎると、土は栄養を奪われます。 その一方で、草花の緑が風景に潤いを与えて、人々が集まってくる側面もあります。 程よく草花が茂り、様々な生き物が集まってくる状態が理想です。 命式中に丙や丁があると、土のエネルギーを強くしてくれるでしょう。
人当たりが柔らかく協調性がある人です。 立ち居振る舞いがきちんとしていて、礼儀やマナーをよく守ります。 内面的には意思を曲げない芯の強さがあり、成功するまで諦めない粘り強いタイプです。 自分が何をすべきかを瞬時に判断して、的確に行動できる勘の良さを持っています。
協調性があり、周りの空気が読める人です。 人に喜んでもらうことが好きで、自分を抑えて他者を優先するところがあります。 お世話になった人には、お礼の品や手紙などをきちんと返す義理堅いタイプです。 一方で、人の好き嫌いがハッキリしていたり、自分のルールを曲げない頑固な一面もあります。
自分からアプローチするのは苦手なほうかもしれません。 どちらかと言えば、相手からのアプローチで交際に発展するタイプでしょう。 穏やかで相手に合わせられる人ですから、たいていの相手とうまくやれそうです。 交際や結婚すれば、パートナーを大切にするでしょう。
人とは異なる独特の稼ぎ方をするタイプです。 自分の才覚で道を切り拓いて、大成する人もいるでしょう。 個人で活動しても組織に属しても、唯一無二の存在になれば、食いっぱぐれない金運となるでしょう。
基本にあるのは、人に喜んでもらえる仕事でしょう。 標準的な仕事なら、一発で覚えてしまうような聡明な人です。 手先が器用なので、技術や芸事の上達も早いでしょう。 会社員や公務員になる場合にも、何らかの専門職のような任務を任されそうです。 チャレンジ精神と粘り強さがあるので、あえて大きな仕事に挑戦してみるのも良いかもしれません。