四柱推命

生年月日時による命式

通変星の組み合わせから分かること

年柱の通変星が【偏官】【偏財】の組み合わせとなる人

【偏官】←♥―【偏財】
最前線での実行を好む【偏官】と、気前良い社交家の【偏財】の組み合わせです。 野心を持った事業家タイプ、商人気質で出世欲旺盛、行動力あるやり手といったところです。 多くの場合、遊び好きで異性との交流も積極的に楽しみます。 注意すべき点を挙げるなら、いい加減、調子乗りといった面があるかもしれません。 初対面の相手なら押しの強さで制することができるかもしれませんが、長く付き合っていくなら信頼第一です。 約束は守る、礼節を重んじる、失敗したら反省する…といった基本的なことを忘れなければ、 人生で成功する確率の高い人と言えるでしょう。

月柱の通変星が【正官】【正財】の組み合わせとなる人

【正官】←♥―【正財】
誠実な実務家の【正官】と、堅実な働き者の【正財】の組み合わせです。 責任感が強く、誠意ある好人物といったタイプです。 控え目に身のほどをわきまえて、きっちりと自分の仕事を果たします。 周囲の信頼を集める人で、安定した人生を送れる可能性が高いでしょう。 その反面、無茶な野心を抱かないところは長所でもありますが、 それだけに意外性のある展開は少ないかもしれません。 基本的に能力の高い人なので、自分の可能性を信じて限界に挑戦してみることで、 より大きく飛躍するきっかけを掴めるでしょう。

時柱の通変星が【偏財】【偏財】の組み合わせとなる人

【偏財】――【偏財】
気前良い社交家の【偏財】同士の組み合わせです。 積極的、貪欲に行動するやり手の人で、過去の慣習などにとらわれずに物事を進め、結果を残します。 仕事運、金運に特に強みを発揮するタイプで、組織人として活躍しやすく、 自ら事業を起こしても成功する可能性が高いでしょう。 注意すべき点を挙げるなら、実力があることは事実ですが、それだけに調子に乗りやすいところもあるようです。 うっかり足元をすくわれないよう若干の自戒は必要でしょう。 また、家庭を大切にすることです。

各柱の持つ意味合い

年柱には、祖先や親との関係性や、過去の出来事という意味合いがあります。 自分自身で獲得したものというよりは、先天的に与えられる気質や運不運、親などの都合で左右される境遇といったニュアンスです。 年柱は、誕生から成人前くらいまでの初年運を鑑定する際に特に重視します。

月柱には、自分自身で獲得するものや、現在の出来事という意味合いがあります。 仕事や家庭などの社会活動や日常生活における運勢といったニュアンスです。 性格判断など、その人自身がどのような人物かを判断する場合には、特に重視すべき柱と言えるでしょう。 月柱は、成人後から働き盛りくらいまでの中年運を鑑定する際に特に重視します。

時柱には、子供や子孫との関係性や、未来の出来事という意味合いがあります。 子孫がどのように繁栄するか、あるいは、自分が成し遂げたことから派生して起こる出来事といったニュアンスです。 時柱は、働き盛りを過ぎたくらいからの晩年運を鑑定する際に特に重視します。