四柱推命で【通変星の組み合わせによる気質】を鑑定します。
年柱 | 月柱 | 日柱 | 時柱 | |
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天干の通変星 | 偏印 | 偏印 | - | 比肩 |
天干 | 丙 | 丙 | 戊 | 戊 |
地支 | 寅 | 申 | 戌 | 午 |
地支の蔵干 | 甲 | 庚 | 戊 | 己 |
蔵干の通変星 | 偏官 | 食神 | 比肩 | 劫財 |
十二運 | 長生 | 病 | 墓 | 帝旺 |
特殊星 | 文昌貴人 福星貴人 天厨貴人 血刃 駅馬 駅馬 |
大極貴人 天官貴人 魁罡 天徳合 |
羊刃 天徳合 |
参考データ |
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五行のバランス:
木8%
火40%
土24%
金28%
水0%
木
火
土
金
水
|
やや身弱(-1) |
格局:食神格 |
空亡:辰巳 |
三合火局 |
【偏印】←♥―【偏官】
ニッチな分野を極めたい【偏印】と、最前線での実行を好む【偏官】の組み合わせです。
独自のこだわりを追求する職人といったタイプで、自分の志す分野では強い情熱を持って取り組める熱い人です。
注意すべき点を挙げるなら、良くも悪くも正直者で、思ったことがそのまま表情に出るようなところがあります。
気の短いところもあり、どちらかと言えば世渡りは得意なほうではないでしょう。
相手によって態度を変えたり、裏表を使い分けることが苦手なストレートな人なのです。
どちらかと言えば、一般的な職業よりも自分の感性や知性を活かせる専門職のほうが能力を発揮しやすいでしょう。
【偏印】―×→【食神】
ニッチな分野を極めたい【偏印】と、鷹揚な楽天家の【食神】の組み合わせです。
根は善良な楽天家、実際の行動は知的な理論家といったタイプです。
四柱推命では、【偏印】と【食神】の組み合わせは「倒食」と呼ばれ、良くない配置とされることが多いようです。
その理由は、偏印が邪魔をして食神の福分を奪ってしまうからとされています。
しかし、「倒食」だからといって必要以上に恐れることはありません。
育つ環境と本人の心掛け次第で良くも悪くもなるのは、他の組み合わせの場合と同じです。
悪くすると怠惰なくせに小賢しい理屈ばかり言うような人物になるかもしれませんが、
うまくすると感性豊かでありながら、理路整然と表現できるような感性と理性を備えた人物にもなれるでしょう。
どちらかと言えば、一般的な職業よりも感性や知性を活かせる職業のほうが能力を発揮しやすいでしょう。
若いころには自分が進むべき道に迷ったり、生活が不安定になることがあるかもしれません。
【比肩】――【劫財】
自我をねじれなく表現する【比肩】と、自我を裏返して表現する【劫財】の組み合わせです。
自我を貫きたがる意志の強い性格となります。
性格的には大胆でかけひきに長けており、勝負事に強い人です。
自分の実力で勝負する分野で頭角をあらわすタイプと言えるでしょう。
一方で、良くも悪くも激しい気性の持ち主であり、周りとの衝突が多くなりやすい傾向です。
年柱には、祖先や親との関係性や、過去の出来事という意味合いがあります。 自分自身で獲得したものというよりは、先天的に与えられる気質や運不運、親などの都合で左右される境遇といったニュアンスです。 年柱は、誕生から成人前くらいまでの初年運を鑑定する際に特に重視します。
月柱には、自分自身で獲得するものや、現在の出来事という意味合いがあります。 仕事や家庭などの社会活動や日常生活における運勢といったニュアンスです。 性格判断など、その人自身がどのような人物かを判断する場合には、特に重視すべき柱と言えるでしょう。 月柱は、成人後から働き盛りくらいまでの中年運を鑑定する際に特に重視します。
時柱には、子供や子孫との関係性や、未来の出来事という意味合いがあります。 子孫がどのように繁栄するか、あるいは、自分が成し遂げたことから派生して起こる出来事といったニュアンスです。 時柱は、働き盛りを過ぎたくらいからの晩年運を鑑定する際に特に重視します。
※上記の占い結果は、四柱推命の解釈に基づいて性格の傾向を解説したものです。 あくまでも“四柱推命ではそういう傾向があるとされている”ということであり、 性格診断テストのような科学的根拠があるわけではありません。
※四柱推命の鑑定では、必ず命式全体のバランスを考慮する必要があります。 上記の性格判断は、命式の各部分を数値化するなどして機械的に算出しており、 必ずしも上記の解釈がすべてではない点に注意してください。
※より厳密に鑑定されたい場合には、信頼できる専門家に個人鑑定を依頼されることをおすすめします。