四柱推命で【伍代夏子さんの基本的な人格・性質】を鑑定します。
年柱 | 月柱 | 日柱 | 時柱 | |
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天干の通変星 | 偏官 | 正官 | - | 不明 |
天干 | 辛 | 庚 | 乙 | 不明 |
地支 | 丑 | 子 | 酉 | 不明 |
地支の蔵干 | 辛 | 癸 | 辛 | 不明 |
蔵干の通変星 | 偏官 | 偏印 | 偏官 | 不明 |
十二運 | 衰 | 病 | 絶 | 不明 |
特殊星 | 福星貴人 血刃 |
天乙貴人 大極貴人 |
血刃 |
不明 |
参考データ |
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空亡:午未 |
日干が乙(きのと)になる人は、例えるなら小さな木や柔らかい草のような人です。 協調性のある社交家で、周りとコミュニケーションをとるのがうまく人脈は広いでしょう。
環境に合わせて適応していける柔軟性を持っています。 柔軟性と言っても、雨風に逆らわず生き抜く草花のようなしたたかな柔らかさであり、芯はしっかりとした人です。
一方で、何か決断を下すのに時間が掛かるタイプでもあります。 様々な人の意見を聞き、様々な状況を想定して思考を巡らせるため、なかなかひとつの答えに絞りきれないのです。 これは長所でもあるのですが、その悪い面が出れば、優柔不断で決断力に欠ける人物と見られることがあるかもしれません。
月支元命が偏印(へんいん)になる人は、発想豊かなアイデアマンでしょう。 知的でセンスの良い人であり、クリエイティブな才能を持つ人もいるでしょう。 文章がうまいのも偏印の特徴です。
自由気ままな暮らしに憧れる人で、束縛されることを嫌います。 土地に根付かない流れ者のような生活を志向するところがあり、職や住所を転々としがちな気質です。 どちらかと言えば、田舎暮らしよりも都会のほうが馴染みやすいタイプと言えるでしょう。
悪い言い方をすれば、根無し草・浮き雲タイプです。 それ自体は悪いことではありませんが、 アレもコレも経験したけれど、どれも中途半端ということにもなりかねません。 職歴などが無駄にならないように、 何か夢中になれるものを見つけて、自分が進むべき道を定められると良いでしょう。 何らかの道を極めていくことで、偏印の持つ知性・センスの良さ・文才などが活かされるでしょう。
※ここまでは、日干・月支元命・通変星による大まかな鑑定です。 日干・月支元命・通変星から大まかに鑑定することで、その人の主軸となる気質が判断できます。
ここからは、より詳しくみていきます。 上記の命式では、性格や運勢への影響が特に大きい日柱の干支(日干支)は「乙酉」となっています。 以下は、日干支からみる基本性格・コミュニケーション・恋愛運・金運・仕事運です。
根が素直で、正直な人です。 人から親切にされれば心から喜び、落ち込んだり機嫌の悪いときには分かりやすく態度に表れます。 思ったことをそのまま発言しますが、言い方がうまいので周りの人の共感を得ることが多いでしょう。
会話上手で、初対面の人ともうまくやれる人です。 穏やかで柔らかい雰囲気があり、気の利いたこと言って場を和ませます。 思ったことや感じたことをセンス良く言葉にするので、周りの人は思わず引き込まれます。 皮肉や毒舌のような攻めた発言をしても、クスッと笑ってしまえるくらいのギリギリを狙える上手さがあります。
会話上手でよくモテる人です。 どちらかと言えば受け身で、相手からのアプローチで恋愛に発展するケースが多いでしょう。 交際や結婚をする場合には、浮気することなくパートナーに一途に尽くします。 結婚生活は、安定したものとなるでしょう。
好きなことに全力で取り組んで、お金を稼ぐタイプの金運です。 意志が強く負けず嫌いで一生懸命頑張るので、進むべき道さえ見つかれば成功する確率は高いでしょう。
やりたいことが見つかったら、机の上で考えるのではなくとにかくやってみるタイプです。 コミュニケーション能力が高いので、人と接する仕事に適性があるでしょう。 また、好奇心旺盛で鋭い感性を持っているので、企画職やクリエイティブ職にも向くでしょう。
性格や運勢への影響が特に大きいのは日干支ですが、年干支・月干支・時干支からも影響を受けます。 それぞれの干支(かんし)の性格的傾向などは、以下のリンク先を参考にしてください。
57~67歳の10年間にめぐる通変星は「傷官」となります。
傷官がめぐる期間には、クリエイティブな面が出てきて観察力が鋭くなり企画力が冴えます。 その一方で、世の中の様々な物事に対して批判的、毒舌気味になり、 ちょっとしたズレが許せない神経質な面が強くなります。
日々の生活はどこかピリピリとして苛立つことが多くなります。 アタマの回転速く合理的でいられる時期ですが、それだけに周りの人間がグズグズしているように感じられるかもしれません。 組織や集団に属していることがわずらわしくなり、孤独を好む傾向が強くなります。
この時期には人付き合いが少なくなりがちで、周りの協力を得にくいでしょう。 その代わり、自分の内側から斬新なアイデアが湧いてきたり、観察と思索から人生の真理に気付いたり、自分自身の仕事や研究がはかどりやすい時期でもあります。
この時期には、自分自身のアイデアの実現や企画の練り込みなどにエネルギーを費やすのが良いかもしれません。 大切な人との縁を切らないように他人への批判は慎み、理想と現実のギャップに必要以上に悩まず、他人は他人、自分は自分と割り切って、自分の出来ることをコツコツと進めることです。
[0~7歳] [7~17歳] [17~27歳] [27~37歳] [37~47歳] [47~57歳] [57~67歳] [67~77歳] [77~87歳] [87~97歳] [97~107歳] [107~117歳] [現在の大運]
大運(たいうん)は、10年単位で変化して巡る運気です。
大運(10年運) | ||||||
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年齢 | 天干の 通変星 |
大運の 干支 |
大運の 蔵干 |
蔵干の 通変星 |
十二運 | 運気 |
0~7歳 | 正官 |
庚
子
|
癸 | 偏印 | ||
7~17歳 | 偏官 |
辛
丑
|
辛 | 偏官 | 自我が弱まる |
|
17~27歳 | 印綬 |
壬
寅
|
丙 | 傷官 | ||
27~37歳 | 偏印 |
癸
卯
|
乙 | 比肩 | 自分が強まる |
|
37~47歳 | 劫財 |
甲
辰
|
癸 | 偏印 | ||
47~57歳 | 比肩 |
乙
巳
|
庚 | 正官 | 自我が弱まる |
|
57~67歳 | 傷官 |
丙
午
|
己 | 偏財 | ||
67~77歳 | 食神 |
丁
未
|
乙 | 比肩 | 自分が強まる |
|
77~87歳 | 正財 |
戊
申
|
壬 | 印綬 | ||
87~97歳 | 偏財 |
己
酉
|
辛 | 偏官 | 自我が弱まる |
|
97~107歳 | 正官 |
庚
戌
|
丁 | 食神 | ||
107~117歳 | 偏官 |
辛
亥
|
甲 | 劫財 | 自分が強まる |
生まれてからの数年は、まだ運勢が定まっていない時期とみます。 運勢の基礎が定まる年齢を立運(りつうん)といいます。 上記命式の立運は 7歳 です。 立運の年齢から10年単位で大きな運気が巡ります。
以下は、命式の部分に着目したディテール情報です。 あくまでもディテール情報ですから、どの程度参考にすべきかは見解の別れるところです。 ある程度の専門知識が必要となりますので、詳しく知りたい場合にはプロの占い師さんにみてもらうのも良いでしょう。
命式のなかの庚・乙が隣接している部分は、干合(かんごう)しています。 隣接する2つの干が干合により強く結びつくことで、五行が変化する場合があります。 庚・乙の干合では、干合した部分の五行は「金」になります。
命式のなかに方合(ほうごう)はありません。
命式のなかに四墓(しぼ)はありません。
命式のなかに三合会局(さんごうかいきょく)はありません。
命式のなかに冲(ちゅう)はありません。
命式のなかの丑・子が隣接している部分は、支合(しごう)しています。 隣接する2つの支が支合により強く結びつくことで、命式のバランスが変化します。 例えば、支合している支と、支合とは関係のない干との関係で生じる吉意や凶意は弱まります。
命式の日柱が[乙][酉]なので、空亡は「午未」となります。 この命式の持ち主は、午年と未年が空亡です。 空亡の時期には、普段とは異なる運気になります。
命式の四柱の十二運は、以下の通りです。 十二運は、各柱の通変星の強弱を表すものです。 特に、月柱や日柱の十二運は、その人の性格や運勢にある程度は影響を与えると観ます。
それぞれの十二運の観たては、以下のリンク先でご確認ください。
上記の命式には、以下の特殊星が入ります。 特殊星は、命式内の天干と地支の組み合わせを部分的にみて、特定の組み合わせがある場合に名前をつけたものです。
特殊星は、命式の基本となる干支(かんし)や通変星(つうへんせい)に比べれば、それほど重視する必要はありませんが、 その人の性格や運勢を特徴づける部分的な要素と観ます。
それぞれの特殊星の観たては、以下のリンク先でご確認ください。
※上記の占い結果は、四柱推命の解釈に基づいて性格の傾向を解説したものです。 あくまでも“四柱推命ではそういう傾向があるとされている”ということであり、 性格診断テストのような科学的根拠があるわけではありません。
※四柱推命の鑑定では、必ず命式全体のバランスを考慮する必要があります。 上記の性格判断は、命式の各部分を数値化するなどして機械的に算出しており、 必ずしも上記の解釈がすべてではない点に注意してください。
※より厳密に鑑定されたい場合には、信頼できる専門家に個人鑑定を依頼されることをおすすめします。