四柱推命で【基本的な人格・性質】を鑑定します。
年柱 | 月柱 | 日柱 | 時柱 | |
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天干の通変星 | 比肩 | 比肩 | - | 比肩 |
天干 | 癸 | 癸 | 癸 | 癸 |
地支 | 亥 | 亥 | 亥 | 亥 |
地支の蔵干 | 壬 | 壬 | 壬 | 壬 |
蔵干の通変星 | 劫財 | 劫財 | 劫財 | 劫財 |
十二運 | 帝旺 | 帝旺 | 帝旺 | 帝旺 |
特殊星 | 血刃 |
血刃 血刃 |
血刃 |
血刃 血刃 |
参考データ |
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五行のバランス:
木0%
火0%
土0%
金0%
水100%
木
火
土
金
水
|
身強(14) |
格局:劫財格 ※かなり身強なので「従旺格」の可能性もあります。 |
空亡:子丑 |
月令を得ている |
日干が癸(みずのと)になる人は、例えるなら水滴・雨水のような人です。 水が環境に合わせて様々にカタチを変えるように、状況に逆らわず柔軟に変化します。
土壌にスッと浸み込む水滴のように、基本的に素直で穏やかな性質です。 純粋な心の持ち主で、いつも物思いにふけっているようなところがあり、想像力が豊かです。 知的な雰囲気を持っていて、日々の生活からはどこか潤いが感じられる感性豊かな人でしょう。
一方で、繊細で神経質な一面があるようです。 その悪い面が出れば、些細な事をいつまでもクヨクヨと気にしたり、 視野が狭くなって必要以上に悲観的になることがあるかもしれません。
月支元命が劫財(ごうざい)になる人は、内側に強い欲望や衝動を持っている人でしよう。 どこか過激な一面のある人であり、普段は抑えていますが、 なにかの拍子にこうした衝動に突き動かされて刹那的に行動することがあります。
自己表現や自己実現をしたいという強い願望を持っていますが、 その願望はどこかアウトローなものになりやすい傾向です。 人とは違う生き方を求めたり、ギャンプルなどの勝負事にのめり込むなど、 時として、社会ルール・モラル・平均的な幸せなどに背を向けることがあるかもしれません。
周りに気を使うことが出来ない人ではありませんが、アタマの回転が速くズケズケと本音を言うところがあります。 刺激的な言動で面白い人と解釈されることもありますが、 相手を見下したような態度ととられることがあるかもしれません。
芸能界・プロスポーツ・ビジネスなど、何らかの勝負事の世界に身を置くと、 大成しやすい要素を持っている人と言えるでしょう。
この命式の五行のバランスを計算すると、 水性・土性・木性・火性・金性 の順で多いようです。
水性が多い人は、物腰のやわらかい気持ちの優しい人でしょう。 無理に自分の主張を押し通すことを避けて、相手に合わせられるだけの柔軟さがあります。 基本的には湖の水面のように穏やかな人ですが、時として激流のように感情的になることがあるかもしれません。
土性が多い人は、どっしりと構えた温厚な人でしょう。 時間が掛かる面倒な仕事も、粘り強くやり遂げるタイプです。 じっくりと長期的に取り組める人ですが、軽やかさや素早さには欠けるところがあるかもしれません。
この命式の通変星のバランスを計算すると、自星(比肩・劫財)が、単独で強いようです。 逆に言えば、漏星(食神・傷官)、財星(偏財・正財)、官星(偏官・正官)、印星(偏印・印綬)は、弱くなります。
自己主張は強め、表現力・行動力・実務能力・知的好奇心は控えめといったバランスです。
自星が強いと、自己主張や自我意識が強くなります。 とても意思の強い人であり、自分で決めたことを自分のやり方でやり抜きます。 うまくハマれば、普通の人には真似できないようなやり方で、大成功を収めることもあるでしょう。
一方で、自己流へのこだわりは長所でもありますが、短所でもあります。 良くも悪くも自分の考えに固執するところがあり、自分が納得しないままに人の意見を受け入れることに抵抗を感じるかもしれません。
※ここまでは、日干・月支元命・通変星による大まかな鑑定です。 日干・月支元命・通変星から大まかに鑑定することで、その人の主軸となる気質が判断できます。
ここからは、より詳しくみていきます。 上記の命式では、性格や運勢への影響が特に大きい日柱の干支(日干支)は「癸亥」となっています。 以下は、日干支からみる基本性格・コミュニケーション・恋愛運・金運・仕事運です。
争いを好まない平和的な人です。 普段はしっとりと落ち着いていますが、状況に応じて大胆な行動をとります。 自分自身を操縦するのがうまく、状況に逆らわず柔軟に対応します。 精神的にタフで、何が起きても冷静に対処でき、困難な状況にもくじけません。
言葉のセンスに優れ、話し上手です。 受け答えの勘が良く、速いテンポの会話にもついていけます。 義理人情に厚い人ですが、人付き合いはサッパリしています。 滅多に怒りませんし、怒ったとしても後まで引きずりません。
好きになった相手には、自分からアプローチする方でしょう。 気になる相手がいれば、デートに誘い率直に気持ちを伝えます。 恋愛がすべてというタイプではなく、趣味や仕事にもうまく時間を割きます。 結婚生活は、安定したものとなるでしょう。
大器晩成型の金運です。 自分のするべきことを淡々とこなしながら、静かに稼ぎ続けます。 年齢を重ねるにつれて、金運が安定してくるでしょう。
仕事が速く正確です。 難しく見えることも、気負わずサラッとこなします。 基本姿勢は地道な努力家で、自分がするべきことを淡々と継続します。 余分なものがそぎ落とされていて、仕事に無駄がありません。 やりたいことがあれば、時間が掛かっても粘り強く取り組みます。
性格や運勢への影響が特に大きいのは日干支ですが、年干支・月干支・時干支からも影響を受けます。 それぞれの干支(かんし)の性格的傾向などは、以下のリンク先を参考にしてください。
38~48歳の10年間にめぐる通変星は「偏官」となります。
偏官がめぐる期間には、反骨精神を燃やして逆境に向かおうとする気持ちが強くなります。 何かと苦労の多くなる時期で、仕事や家庭などで様々な問題が起こりやすくなります。 人によっては、倒産や離婚のような深刻な問題に直面するかもしれません。
精神的・肉体的なタフさが求められますが、この時期には自分自身の気性も荒くなって、それらを乗り越えようとする気構えが出てきます。 トラブルで精神的にめげるというよりは、そうした問題に負けたくなくて孤軍奮闘ジタバタと動き回ります。
ちょっとしたことでカッとなり、後先考えずに衝動的に行動しやすくなるので注意が必要です。 大切な問題は一時の感情で決めるのではなく、気持ちが落ち着くのを待って判断するよう心掛けます。
意志が強くなり実行力が出てくる時期と言えなくもありません。 多少報われないことが起こっても不屈の精神で乗り切り、人から評価されなくても次なる発展につながるタネを仕込んでおくことです。
[0~8歳] [8~18歳] [18~28歳] [28~38歳] [38~48歳] [48~58歳] [58~68歳] [68~78歳] [78~88歳] [88~98歳] [98~108歳] [108~118歳] [現在の大運]
大運(たいうん)は、10年単位で変化して巡る運気です。
大運(10年運) | ||||||
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年齢 | 天干の 通変星 |
大運の 干支 |
大運の 蔵干 |
蔵干の 通変星 |
十二運 | 運気 |
0~8歳 | 比肩 |
癸
亥
|
壬 | 劫財 | 自分が強まる |
|
8~18歳 | 劫財 |
壬
戌
|
戊 | 正官 | 自我が弱まる |
|
18~28歳 | 偏印 |
辛
酉
|
辛 | 偏印 | ||
28~38歳 | 印綬 |
庚
申
|
庚 | 印綬 | ||
38~48歳 | 偏官 |
己
未
|
己 | 偏官 | 自我が弱まる |
|
48~58歳 | 正官 |
戊
午
|
丁 | 偏財 | ||
58~68歳 | 偏財 |
丁
巳
|
丙 | 正財 | ||
68~78歳 | 正財 |
丙
辰
|
戊 | 正官 | 自我が弱まる |
|
78~88歳 | 食神 |
乙
卯
|
乙 | 食神 | ||
88~98歳 | 傷官 |
甲
寅
|
甲 | 傷官 | ||
98~108歳 | 比肩 |
癸
丑
|
己 | 偏官 | 自我が弱まる |
|
108~118歳 | 劫財 |
壬
子
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癸 | 比肩 | 自分が強まる |
生まれてからの数年は、まだ運勢が定まっていない時期とみます。 運勢の基礎が定まる年齢を立運(りつうん)といいます。 上記命式の立運は 8歳 です。 立運の年齢から10年単位で大きな運気が巡ります。
以下は、命式の部分に着目したディテール情報です。 あくまでもディテール情報ですから、どの程度参考にすべきかは見解の別れるところです。 ある程度の専門知識が必要となりますので、詳しく知りたい場合にはプロの占い師さんにみてもらうのも良いでしょう。
命式のなかに干合(かんごう)はありません。
命式のなかに方合(ほうごう)はありません。
命式のなかに四墓(しぼ)はありません。
命式のなかに三合会局(さんごうかいきょく)はありません。
命式のなかに冲(ちゅう)はありません。
命式のなかに支合(しごう)はありません。
命式の日柱が[癸][亥]なので、空亡は「子丑」となります。 この命式の持ち主は、子年と丑年が空亡です。 空亡の時期には、普段とは異なる運気になります。
命式の四柱の十二運は、以下の通りです。 十二運は、各柱の通変星の強弱を表すものです。 特に、月柱や日柱の十二運は、その人の性格や運勢にある程度は影響を与えると観ます。
それぞれの十二運の観たては、以下のリンク先でご確認ください。
上記の命式には、以下の特殊星が入ります。 特殊星は、命式内の天干と地支の組み合わせを部分的にみて、特定の組み合わせがある場合に名前をつけたものです。
特殊星は、命式の基本となる干支(かんし)や通変星(つうへんせい)に比べれば、それほど重視する必要はありませんが、 その人の性格や運勢を特徴づける部分的な要素と観ます。
それぞれの特殊星の観たては、以下のリンク先でご確認ください。
※上記の占い結果は、四柱推命の解釈に基づいて性格の傾向を解説したものです。 あくまでも“四柱推命ではそういう傾向があるとされている”ということであり、 性格診断テストのような科学的根拠があるわけではありません。
※四柱推命の鑑定では、必ず命式全体のバランスを考慮する必要があります。 上記の性格判断は、命式の各部分を数値化するなどして機械的に算出しており、 必ずしも上記の解釈がすべてではない点に注意してください。
※より厳密に鑑定されたい場合には、信頼できる専門家に個人鑑定を依頼されることをおすすめします。