四柱推命で【基本的な人格・性質】を鑑定します。
年柱 | 月柱 | 日柱 | 時柱 | |
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天干の通変星 | 偏官 | 偏印 | - | 不明 |
天干 | 癸 | 乙 | 丁 | 不明 |
地支 | 卯 | 丑 | 亥 | 不明 |
地支の蔵干 | 乙 | 己 | 壬 | 不明 |
蔵干の通変星 | 偏印 | 食神 | 正官 | 不明 |
十二運 | 病 | 墓 | 胎 | 不明 |
特殊星 | 大極貴人 |
飛刃 天徳合 月徳合 華蓋 |
天乙貴人 |
不明 |
参考データ |
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空亡:午未 |
日干が丁(ひのと)になる人は、例えるならコンロの火や人工的な灯りのような人です。 火性の人ですが、制御できない大火ではなく、温かく礼儀正しい火なのです。
内側にエネルギーを秘めた、アタマの回転の速い、ある意味せっかちな人ですが、物腰は柔らかく丁寧で身のこなしも洗練されています。
人の世話をしたり、役に立つことに喜びを感じるタイプで、周りとうまくやっていける協調性を備えています。
一方で、心の中では正義感が強く好き嫌いが激しいところがあります。 そうした激しい感情をあまりに表に出しませんが、 その悪い面が出れば、ストレスを発散させることが出来ずに、内側に不満ため込んでしまうことがあるかもしれません。
月支元命が食神(しょくじん)になる人は、温厚な平和主義者でしょう。 基本的に楽観的な性格で、どこかで未来は良くなると信じています。 食べることが好きな美食家で、 ファッションやインテリアに興味を持つセンスの良い人が多いのが特徴です。
食神の気質の根底には、子供のような純粋さ、わがままさ、むき出しの欲望があります。 本能に従って行動する人であり、 究極的には、楽しいかどうか気持ち良いかどうかで物事の判断を下します。 人間の生理に逆らわない無理の無い人と言えるでしょう。 良くも悪くも子供の世界観を持っている人であり、実際に子供とは気が合います。
その一方で、ある種の未熟さや現実に対する詰めの甘さがあり、 社会性・計画性・大人としての責任などがおろそかになる場合があるかもしれません。 また、本能や欲望に正直なだけに、人によっては性に関する問題を起こしてしまうこともあるようです。 その自覚がある場合には、若干の戒めが必要でしょう。
※ここまでは、日干・月支元命・通変星による大まかな鑑定です。 日干・月支元命・通変星から大まかに鑑定することで、その人の主軸となる気質が判断できます。
ここからは、より詳しくみていきます。 上記の命式では、性格や運勢への影響が特に大きい日柱の干支(日干支)は「丁亥」となっています。 以下は、日干支からみる基本性格・コミュニケーション・恋愛運・金運・仕事運です。
感受性が強く、発想力や表現力が豊かな人です。 強い情熱を持った人ですが、振る舞いは控えめで洗練されています。 基本的に穏やかな人ですが、精神的に繊細なところがあり、日によって気分に波があるかもしれません。
気持ちの優しい人で、常に気配りを忘れません。 人の気持ちに敏感で、相手の喜びや悲しみへの共感力が高い人です。 感受性の強さゆえに、時として人の痛みに共感し過ぎることがあるかもしれません。
思いはあっても慎重な態度で、なかなか自分からはアプローチしないタイプです。 どちらかと言えば、相手からのアプローチで恋愛に発展するケースが多いでしょう。 あまりベタベタしないタイプですが、相手からすると距離を感じてしまうことがあるかもしれません。 結婚生活は、穏やかで安定したものとなるでしょう。
独特の感性を発揮して、大金を得る可能性を秘めた人です。 非情に勘が良いので、自分の直感を信じて勝負してみることです。 傲慢な態度は、金運を下げます。
自分の生きた証として何かを生み出そうとする人です。 根は地道な努力家ですが、直感が冴えていて独特の大発展を遂げることがあります。 自分の感性や才能を発揮できる環境に身を置くことが成功の条件です。
性格や運勢への影響が特に大きいのは日干支ですが、年干支・月干支・時干支からも影響を受けます。 それぞれの干支(かんし)の性格的傾向などは、以下のリンク先を参考にしてください。
0~7歳の10年間にめぐる通変星は「偏印」となります。
偏印がめぐる期間には、気分のままに放浪したいような気持が出てきます。 束縛されず自由でいることを好むようになりますが、それだけに孤独感が強まります。
皆と賑やかな時間を過ごすというよりは、独り静かに思索にふける内向的・哲学的な時間が長くなるでしょう。 どこか旅をし続けているような生活となり、人によっては住所や職を転々と変える不安定な時期となるかもしれません。
この時期には、創造性が高まりカンが冴えます。 様々に思考するなかで、ふとした瞬間に人生の真理に気付いたり、悟りを開いたような心境になることがあるかもしれません。 芸術的な感性が高まる時期なので、絵画や作文などの創作活動や、何らかの学問や研究に没頭してみるのも良いでしょう。
社会との接点が少なくなって将来の不安を感じやすい時期ですが、案外こうした時期に没頭したことが人生における武器となるものです。 鬱々と落ち込んで過ごすのではなく、前向きに自分を掘り下げて、何か人には負けないものを身に付けられると良いでしょう。 また、感受性が強くなる時期なので、旅に出るなどして世の中を見ておくのも良いでしょう。
[0~7歳] [7~17歳] [17~27歳] [27~37歳] [37~47歳] [47~57歳] [57~67歳] [67~77歳] [77~87歳] [87~97歳] [97~107歳] [107~117歳] [現在の大運]
大運(たいうん)は、10年単位で変化して巡る運気です。
大運(10年運) | ||||||
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年齢 | 天干の 通変星 |
大運の 干支 |
大運の 蔵干 |
蔵干の 通変星 |
十二運 | 運気 |
0~7歳 | 偏印 |
乙
丑
|
己 | 食神 | ||
7~17歳 | 印綬 |
甲
子
|
癸 | 偏官 | 自我が弱まる |
|
17~27歳 | 偏官 |
癸
亥
|
壬 | 正官 | 自我が弱まる |
|
27~37歳 | 正官 |
壬
戌
|
戊 | 傷官 | ||
37~47歳 | 偏財 |
辛
酉
|
辛 | 偏財 | ||
47~57歳 | 正財 |
庚
申
|
庚 | 正財 | ||
57~67歳 | 食神 |
己
未
|
己 | 食神 | ||
67~77歳 | 傷官 |
戊
午
|
己 | 食神 | ||
77~87歳 | 比肩 |
丁
巳
|
丙 | 劫財 | 自分が強まる |
|
87~97歳 | 劫財 |
丙
辰
|
戊 | 傷官 | ||
97~107歳 | 偏印 |
乙
卯
|
乙 | 偏印 | ||
107~117歳 | 印綬 |
甲
寅
|
甲 | 印綬 |
生まれてからの数年は、まだ運勢が定まっていない時期とみます。 運勢の基礎が定まる年齢を立運(りつうん)といいます。 上記命式の立運は 7歳 です。 立運の年齢から10年単位で大きな運気が巡ります。
以下は、命式の部分に着目したディテール情報です。 あくまでもディテール情報ですから、どの程度参考にすべきかは見解の別れるところです。 ある程度の専門知識が必要となりますので、詳しく知りたい場合にはプロの占い師さんにみてもらうのも良いでしょう。
命式のなかに干合(かんごう)はありません。
命式のなかに方合(ほうごう)はありません。
命式のなかに四墓(しぼ)はありません。
命式のなかに三合会局(さんごうかいきょく)はありません。
命式のなかに冲(ちゅう)はありません。
命式のなかに支合(しごう)はありません。
命式の日柱が[丁][亥]なので、空亡は「午未」となります。 この命式の持ち主は、午年と未年が空亡です。 空亡の時期には、普段とは異なる運気になります。
命式の四柱の十二運は、以下の通りです。 十二運は、各柱の通変星の強弱を表すものです。 特に、月柱や日柱の十二運は、その人の性格や運勢にある程度は影響を与えると観ます。
それぞれの十二運の観たては、以下のリンク先でご確認ください。
上記の命式には、以下の特殊星が入ります。 特殊星は、命式内の天干と地支の組み合わせを部分的にみて、特定の組み合わせがある場合に名前をつけたものです。
特殊星は、命式の基本となる干支(かんし)や通変星(つうへんせい)に比べれば、それほど重視する必要はありませんが、 その人の性格や運勢を特徴づける部分的な要素と観ます。
それぞれの特殊星の観たては、以下のリンク先でご確認ください。
※上記の占い結果は、四柱推命の解釈に基づいて性格の傾向を解説したものです。 あくまでも“四柱推命ではそういう傾向があるとされている”ということであり、 性格診断テストのような科学的根拠があるわけではありません。
※四柱推命の鑑定では、必ず命式全体のバランスを考慮する必要があります。 上記の性格判断は、命式の各部分を数値化するなどして機械的に算出しており、 必ずしも上記の解釈がすべてではない点に注意してください。
※より厳密に鑑定されたい場合には、信頼できる専門家に個人鑑定を依頼されることをおすすめします。