四柱推命で【基本的な人格・性質】を鑑定します。
年柱 | 月柱 | 日柱 | 時柱 | |
---|---|---|---|---|
天干の通変星 | 偏官 | 正官 | - | 不明 |
天干 | 甲 | 乙 | 戊 | 不明 |
地支 | 辰 | 亥 | 戌 | 不明 |
地支の蔵干 | 戊 | 壬 | 戊 | 不明 |
蔵干の通変星 | 比肩 | 偏財 | 比肩 | 不明 |
十二運 | 冠帯 | 絶 | 墓 | 不明 |
特殊星 | 大極貴人 紅艶 月徳貴人 |
天徳貴人 亡神 劫殺 |
大極貴人 天官貴人 魁罡 |
不明 |
参考データ |
---|
空亡:辰巳 |
日干が戊(つちのえ)になる人は、例えるなら岩石や山など、カタい土のような人です。 どちらかと言えば楽観的な性格で、ピンチにあってもどこかで未来は良くなると信じています。
粘り強く努力を継続できるマジメな正直者です。 物事の進め方は堅実で、褒められても必要以上に舞い上がらず、地に足を付けて基礎からじっくりと積み上げていきます。 そのため、結果が出るのに時間が掛かりますが、一度成功すると揺らぎにくいでしょう。
一方で、やや頑固で社交性を軽視するきらいがあるようです。 その悪い面が出れば、人の気持ちを察することのできない面白味の無い人物と見られることがあるかもしれません。
月支元命が偏財(へんざい)になる人は、人付き合いの上手い社交家でしょう 感情豊かで、人情に厚く、他人への面倒見の良い人です。
どこか商人のような気質を持っており、お金を稼ぐことが好きで精力的に働きます。 稼いだお金を使わずに貯め込むということは少なく、 人との交流に使ったり、自分の買い物に使うなどして世の中へと回します。 お金が入りやすく出て行きやすい気質と言えるでしょう。
活動的で人との交流が多い分、異性も含めた出会いのチャンスは多いでしょう。 基本的に惚れっぽく、また、気移りしやすいので、 人によっては、離婚や軽い浮気などを経験することがあるかもしれません。
サービス精神旺盛で金離れが良く、人気者になれる要素を持った人です。 ただし、そうした気質も過剰になれば強欲やホラ吹きとなって表れます。 自分自身の性格やエネルギーを、うまくコントールする意識を持つと良いでしょう。
※ここまでは、日干・月支元命・通変星による大まかな鑑定です。 日干・月支元命・通変星から大まかに鑑定することで、その人の主軸となる気質が判断できます。
ここからは、より詳しくみていきます。 上記の命式では、性格や運勢への影響が特に大きい日柱の干支(日干支)は「戊戌」となっています。 以下は、日干支からみる基本性格・コミュニケーション・恋愛運・金運・仕事運です。
地に足をつけて頑張る地道な人です。 自分の考えがしっかりとあり、その考えをあまり変えません。 保守的な価値観の持ち主で、やや頑固な面もありそうです。 意志が強く、人に頼らずに何でも自力でやろうとします。 普段から一人で行動することも多いでしょう。
礼儀正しく常識的な行動をする人です。 マナーが良く、ルールをよく守り、他人には親切です。 こだわりの強いところがあり、自分の信念を曲げてまで人となれ合うことを良しとしません。 目上から一目置かれ、目下からは慕われるでしょう。
恋愛面では、不器用になりやすいかもしれません。 好きな相手ができても、なかなか気持ちを伝えられずに悶々としたりします。 そのため、相手からのアプローチで交際に発展するケースが多いでしょう。 交際した相手には、誠実に向き合います。 結婚生活は、安定したものとなるでしょう。
金運も名誉運もあります。 若い頃から頭角をあらわし、年を経るごとに安定感を増していくでしょう。
腹が座っていて、ブレることなく自分の道をきわめていきます。 器用に動くことは、かえって遠回りになります。 不器用に見えるとしても、地道にひとつの道を進むことが成功への近道です。 どちらかと言えば、総合職や事務職よりも、何らかの専門職に適性があるタイプです。
性格や運勢への影響が特に大きいのは日干支ですが、年干支・月干支・時干支からも影響を受けます。 それぞれの干支(かんし)の性格的傾向などは、以下のリンク先を参考にしてください。
0~8歳の10年間にめぐる通変星は「正官」となります。
正官がめぐる期間には、社会的に何らかの責任を持つ機会が多くなります。 例えば、学校で委員や班長などの役割を任されたり、職場で責任ある役職に就いたりといったことです。 社会的な信頼の高まる時期であり、自分自身もそれに応えようと責任感が高まります。
社会モラルに反した行為や、ハメを外し過ぎる言動は少なくなり、品行方正でキチンとした態度が多くなります。 こうした堅実さや勤勉な努力が自分自身の社会的信頼をさらに高めるので、この時期には正しく考え正しく実行することを旨とすると良いでしょう。
注意が必要なのは、マジメな態度も度が過ぎれば、周りの人に堅苦しさを感じさせてしまうかもしれません。 「水清ければ魚棲まず」です。 正しさは大切ですが、そればかりではなく人間的な面白味や柔軟性と両立できると尚良いでしょう。
また、名誉職などに就く機会が多くなりますが、見栄えの良い地位ではあるけれど、責任ばかり重くて実利などの面ではあまり報われない…といったことが起こるかもしれません。 そのような場合にも、途中で投げ出すことなくやり遂げることで、お金には代えがたいものが得られることもあるでしょう。
[0~8歳] [8~18歳] [18~28歳] [28~38歳] [38~48歳] [48~58歳] [58~68歳] [68~78歳] [78~88歳] [88~98歳] [98~108歳] [108~118歳] [現在の大運]
大運(たいうん)は、10年単位で変化して巡る運気です。
大運(10年運) | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
年齢 | 天干の 通変星 |
大運の 干支 |
大運の 蔵干 |
蔵干の 通変星 |
十二運 | 運気 |
0~8歳 | 正官 |
乙
亥
|
壬 | 偏財 | ||
8~18歳 | 偏官 |
甲
戌
|
戊 | 比肩 | 自分が強まる |
|
18~28歳 | 正財 |
癸
酉
|
辛 | 傷官 | ||
28~38歳 | 偏財 |
壬
申
|
庚 | 食神 | ||
38~48歳 | 傷官 |
辛
未
|
己 | 劫財 | 自分が強まる |
|
48~58歳 | 食神 |
庚
午
|
丁 | 印綬 | ||
58~68歳 | 劫財 |
己
巳
|
丙 | 偏印 | ||
68~78歳 | 比肩 |
戊
辰
|
戊 | 比肩 | 自分が強まる |
|
78~88歳 | 印綬 |
丁
卯
|
乙 | 正官 | 自我が弱まる |
|
88~98歳 | 偏印 |
丙
寅
|
甲 | 偏官 | 自我が弱まる |
|
98~108歳 | 正官 |
乙
丑
|
己 | 劫財 | 自分が強まる |
|
108~118歳 | 偏官 |
甲
子
|
癸 | 正財 |
生まれてからの数年は、まだ運勢が定まっていない時期とみます。 運勢の基礎が定まる年齢を立運(りつうん)といいます。 上記命式の立運は 8歳 です。 立運の年齢から10年単位で大きな運気が巡ります。
以下は、命式の部分に着目したディテール情報です。 あくまでもディテール情報ですから、どの程度参考にすべきかは見解の別れるところです。 ある程度の専門知識が必要となりますので、詳しく知りたい場合にはプロの占い師さんにみてもらうのも良いでしょう。
命式のなかに干合(かんごう)はありません。
命式のなかに方合(ほうごう)はありません。
命式のなかに四墓(しぼ)はありません。
命式のなかに三合会局(さんごうかいきょく)はありません。
命式のなかに冲(ちゅう)はありません。
命式のなかに支合(しごう)はありません。
命式の日柱が[戊][戌]なので、空亡は「辰巳」となります。 この命式の持ち主は、辰年と巳年が空亡です。 空亡の時期には、普段とは異なる運気になります。
命式の四柱の十二運は、以下の通りです。 十二運は、各柱の通変星の強弱を表すものです。 特に、月柱や日柱の十二運は、その人の性格や運勢にある程度は影響を与えると観ます。
それぞれの十二運の観たては、以下のリンク先でご確認ください。
上記の命式には、以下の特殊星が入ります。 特殊星は、命式内の天干と地支の組み合わせを部分的にみて、特定の組み合わせがある場合に名前をつけたものです。
特殊星は、命式の基本となる干支(かんし)や通変星(つうへんせい)に比べれば、それほど重視する必要はありませんが、 その人の性格や運勢を特徴づける部分的な要素と観ます。
それぞれの特殊星の観たては、以下のリンク先でご確認ください。
※上記の占い結果は、四柱推命の解釈に基づいて性格の傾向を解説したものです。 あくまでも“四柱推命ではそういう傾向があるとされている”ということであり、 性格診断テストのような科学的根拠があるわけではありません。
※四柱推命の鑑定では、必ず命式全体のバランスを考慮する必要があります。 上記の性格判断は、命式の各部分を数値化するなどして機械的に算出しており、 必ずしも上記の解釈がすべてではない点に注意してください。
※より厳密に鑑定されたい場合には、信頼できる専門家に個人鑑定を依頼されることをおすすめします。