四柱推命で【基本的な人格・性質】を鑑定します。
年柱 | 月柱 | 日柱 | 時柱 | |
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天干の通変星 | 劫財 | 偏官 | - | 劫財 |
天干 | 戊 | 乙 | 己 | 戊 |
地支 | 戌 | 卯 | 亥 | 辰 |
地支の蔵干 | 戊 | 乙 | 壬 | 戊 |
蔵干の通変星 | 劫財 | 偏官 | 正財 | 劫財 |
十二運 | 養 | 病 | 胎 | 衰 |
特殊星 | 大極貴人 |
天官貴人 咸池 |
月徳合 劫殺 |
大極貴人 紅艶 |
参考データ |
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五行のバランス:
木38%
火0%
土47%
金4%
水9%
木
火
土
金
水
|
身弱(-7) |
格局:偏官格 |
空亡:辰巳 |
日干が己(つちのと)になる人は、例えるなら耕された田畑の土のような人です。 柔軟な性格の持ち主で、何をやらせても飲み込みが良く、環境の変化に対処していける人です。
家庭的で場の空気を読むのがうまく、誰かの面倒を見たり女房役となって人を支えることが嫌いではありません。 親切で面倒見の良い人ですが、しっかりと社会に目を向けている現実的な人で、 周囲の人を和ませながら仕事もきちんとこなしていけます。
一方で、柔軟でそれなりに何でもこなせるがゆえに、器用貧乏になりやすいタイプでもあります。 悪い面が出れば、何でも出来るわりにどれも中途半端ということがあるかもしれません。
月支元命が偏官(へんかん)になる人は、意志の強い人でしょう。 アタマの回転速く、行動力があり、一本気な性格です。 組織に所属している場合にも、どこか無頼な一匹狼の雰囲気を持っています。
正義感が強く、自分が正しいと思えば目上に逆らうことも厭わない人です。 一方で目下への面倒見は良く、義理人情に厚い親分肌、姐御肌の人でもあります。 例えば、上司や先輩と意見が対立した際に、 部下や後輩が慕ってついてきてくれるようなことを経験しているかもしれません。
高い理想を持って、ブレずに自分の意志を貫く姿勢が人生を成功へと導くでしょう。 ただし、良くも悪くもプライドが高く自分の意見を曲げたがらないので、様々な場面で衝突する機会が多くなりがちです。 そうした気質が悪く出ると、他人の考えを受け入れない意固地な面が強くなります。
一徹な姿勢は良いのですが、それが頑なさとなっていないか時々自己確認をすることです。 多少納得のいかない場合でも、人の意見をよく聞いた上で、 大局的な視点で状況判断できるようになれば、より大きな成果が得られるようになるでしょう。
この命式の五行のバランスを計算すると、 土性・木性・水性・金性・火性 の順で多いようです。
土性が多い人は、どっしりと構えた温厚な人でしょう。 時間が掛かる面倒な仕事も、粘り強くやり遂げるタイプです。 じっくりと長期的に取り組める人ですが、軽やかさや素早さには欠けるところがあるかもしれません。
木性が多い人は、人間味のある感情豊かな人でしょう。 義理人情に厚く、人との交流を大切にします。 時として必要以上に他人の言動が気になったり、人間関係に悩んでしまうことがあるかもしれません。
この命式の通変星のバランスを計算すると、自星(比肩・劫財)と官星(偏官・正官)が、他に比べて相対的に強いようです。 逆に言えば、漏星(食神・傷官)、財星(偏財・正財)、印星(偏印・印綬)は、弱くなります。
自己主張・実務能力は高め、表現力・行動力・知的好奇心は控えめといったバランスです。
自星は自我意識や自己主張、官星は忠誠心の強い実務実行者です。 自分の考えをしっかりと持ち、根気よく自分の役割を果たすような粘り強い気質となるでしょう。
義理堅く約束を守り、与えられた仕事を誠実にやりきるので、周りから信頼されます。 どちらかと言えば、組織人に向きやすい気質と言えるでしょう。
基本的にまじめで自分に厳しい人であり、周りから尊敬されることもあるでしょう。 一方で、要領が悪いとみられることもあるかもしれません。
※ここまでは、日干・月支元命・通変星による大まかな鑑定です。 日干・月支元命・通変星から大まかに鑑定することで、その人の主軸となる気質が判断できます。
ここからは、より詳しくみていきます。 上記の命式では、性格や運勢への影響が特に大きい日柱の干支(日干支)は「己亥」となっています。 以下は、日干支からみる基本性格・コミュニケーション・恋愛運・金運・仕事運です。
第一印象はソフトですが、内面的には強い自我を持っています。 高感度のアンテナで世の中の空気をキャッチして、常に自分をアップデートし続けています。 アタマの回転速く、状況をみて柔軟に判断を変えていきます。 急に変化して周りを驚かせることがありますが、常に最適な立ち位置に修正し続けていることによります。
誰かとコミュニケーションする際には、相手の話をよく聞いています。 観察力に優れており、相手から求められているものを感じ取って適切な反応を返します。 相手に合わせられる柔軟性は長所ですが、度を越せば土と水が混じったようにドロドロになって正体が分かりにくくなるかもしれません。
どちらかと言えば受け身体質で、相手からのアプローチを待つほうでしょう。 交際に発展した場合には、相手を大切にして誠実に向き合います。 結婚生活がうまくいくかどうかは、相手の選び方次第です。 自分に合った相手を選べば、仲の良い夫婦となるでしょう。
才能や個性で稼ぐタイプの金運です。 独特な発想力やひらめきを仕事に繋げることができれば、大きく発展する可能性もあります。 長く続けられる自分に合った仕事に出会えれば、金運の安定につながるでしょう。
直感が冴えており企画力に優れるので、何らかのクリエイティブ職に適性がありそうです。 霊感にも似たひらめきがあり、オリジナルのアイデアを出せる人です。 自由な発想とスピード感ある思考で、何か新しいものを生み出せるかもしれません。
性格や運勢への影響が特に大きいのは日干支ですが、年干支・月干支・時干支からも影響を受けます。 それぞれの干支(かんし)の性格的傾向などは、以下のリンク先を参考にしてください。
65~75歳の10年間にめぐる通変星は「正財」となります。
正財がめぐる期間には、何事も堅実に進めようとする気持ちが強くなります。 現在の社気的地位を手堅く守り、財産は貯金や不動産などの固定資産として貯め込んで、あまり動かさなくなります。
夜遊びなどは少なくなり、自宅で家族と過ごす時間が増える傾向です。 無難に過ごす単調な毎日と言えなくもありませんが、落ち着いて過ごせる平和な日々とも言えるでしょう。
地に足のついた時間を重ねることで、ある種の貫禄や説得力が備わります。 特に家族を養っている場合には、勤勉に働いて生活を安定させることに価値を見出すでしょう。
恋愛についても軽い遊びというよりは、マジメで誠実な交際となる傾向です。 この時期の交際は長続きしやすく、結婚につながることもあるでしょう。
[0~5歳] [5~15歳] [15~25歳] [25~35歳] [35~45歳] [45~55歳] [55~65歳] [65~75歳] [75~85歳] [85~95歳] [95~105歳] [105~115歳] [現在の大運]
大運(たいうん)は、10年単位で変化して巡る運気です。
大運(10年運) | ||||||
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年齢 | 天干の 通変星 |
大運の 干支 |
大運の 蔵干 |
蔵干の 通変星 |
十二運 | 運気 |
0~5歳 | 偏官 |
乙
卯
|
乙 | 偏官 | 自我が弱まる |
|
5~15歳 | 印綬 |
丙
辰
|
戊 | 劫財 | 自分が強まる |
|
15~25歳 | 偏印 |
丁
巳
|
丙 | 印綬 | ||
25~35歳 | 劫財 |
戊
午
|
己 | 比肩 | 自分が強まる |
|
35~45歳 | 比肩 |
己
未
|
己 | 比肩 | 自分が強まる |
|
45~55歳 | 傷官 |
庚
申
|
庚 | 傷官 | ||
55~65歳 | 食神 |
辛
酉
|
辛 | 食神 | ||
65~75歳 | 正財 |
壬
戌
|
戊 | 劫財 | 自分が強まる |
|
75~85歳 | 偏財 |
癸
亥
|
壬 | 正財 | ||
85~95歳 | 正官 |
甲
子
|
癸 | 偏財 | ||
95~105歳 | 偏官 |
乙
丑
|
己 | 比肩 | 自分が強まる |
|
105~115歳 | 印綬 |
丙
寅
|
甲 | 正官 | 自我が弱まる |
生まれてからの数年は、まだ運勢が定まっていない時期とみます。 運勢の基礎が定まる年齢を立運(りつうん)といいます。 上記命式の立運は 5歳 です。 立運の年齢から10年単位で大きな運気が巡ります。
以下は、命式の部分に着目したディテール情報です。 あくまでもディテール情報ですから、どの程度参考にすべきかは見解の別れるところです。 ある程度の専門知識が必要となりますので、詳しく知りたい場合にはプロの占い師さんにみてもらうのも良いでしょう。
命式のなかに干合(かんごう)はありません。
命式のなかに方合(ほうごう)はありません。
命式のなかに四墓(しぼ)はありません。
命式のなかに三合会局(さんごうかいきょく)はありません。
命式のなかに冲(ちゅう)はありません。
命式のなかの戌・卯が隣接している部分は、支合(しごう)しています。 隣接する2つの支が支合により強く結びつくことで、命式のバランスが変化します。 例えば、支合している支と、支合とは関係のない干との関係で生じる吉意や凶意は弱まります。
命式の日柱が[己][亥]なので、空亡は「辰巳」となります。 この命式の持ち主は、辰年と巳年が空亡です。 空亡の時期には、普段とは異なる運気になります。
命式の四柱の十二運は、以下の通りです。 十二運は、各柱の通変星の強弱を表すものです。 特に、月柱や日柱の十二運は、その人の性格や運勢にある程度は影響を与えると観ます。
それぞれの十二運の観たては、以下のリンク先でご確認ください。
上記の命式には、以下の特殊星が入ります。 特殊星は、命式内の天干と地支の組み合わせを部分的にみて、特定の組み合わせがある場合に名前をつけたものです。
特殊星は、命式の基本となる干支(かんし)や通変星(つうへんせい)に比べれば、それほど重視する必要はありませんが、 その人の性格や運勢を特徴づける部分的な要素と観ます。
それぞれの特殊星の観たては、以下のリンク先でご確認ください。
※上記の占い結果は、四柱推命の解釈に基づいて性格の傾向を解説したものです。 あくまでも“四柱推命ではそういう傾向があるとされている”ということであり、 性格診断テストのような科学的根拠があるわけではありません。
※四柱推命の鑑定では、必ず命式全体のバランスを考慮する必要があります。 上記の性格判断は、命式の各部分を数値化するなどして機械的に算出しており、 必ずしも上記の解釈がすべてではない点に注意してください。
※より厳密に鑑定されたい場合には、信頼できる専門家に個人鑑定を依頼されることをおすすめします。