四柱推命で【基本的な人格・性質】を鑑定します。
年柱 | 月柱 | 日柱 | 時柱 | |
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天干の通変星 | 比肩 | 食神 | - | 不明 |
天干 | 癸 | 乙 | 癸 | 不明 |
地支 | 卯 | 丑 | 未 | 不明 |
地支の蔵干 | 乙 | 己 | 己 | 不明 |
蔵干の通変星 | 食神 | 偏官 | 偏官 | 不明 |
十二運 | 長生 | 冠帯 | 墓 | 不明 |
特殊星 | 天乙貴人 文昌貴人 福星貴人 血刃 |
節度貴人 暗禄 羊刃 天徳合 月徳合 華蓋 |
飛刃 血刃 |
不明 |
参考データ |
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空亡:申酉 |
日干が癸(みずのと)になる人は、例えるなら水滴・雨水のような人です。 水が環境に合わせて様々にカタチを変えるように、状況に逆らわず柔軟に変化します。
土壌にスッと浸み込む水滴のように、基本的に素直で穏やかな性質です。 純粋な心の持ち主で、いつも物思いにふけっているようなところがあり、想像力が豊かです。 知的な雰囲気を持っていて、日々の生活からはどこか潤いが感じられる感性豊かな人でしょう。
一方で、繊細で神経質な一面があるようです。 その悪い面が出れば、些細な事をいつまでもクヨクヨと気にしたり、 視野が狭くなって必要以上に悲観的になることがあるかもしれません。
月支元命が偏官(へんかん)になる人は、意志の強い人でしょう。 アタマの回転速く、行動力があり、一本気な性格です。 組織に所属している場合にも、どこか無頼な一匹狼の雰囲気を持っています。
正義感が強く、自分が正しいと思えば目上に逆らうことも厭わない人です。 一方で目下への面倒見は良く、義理人情に厚い親分肌、姐御肌の人でもあります。 例えば、上司や先輩と意見が対立した際に、 部下や後輩が慕ってついてきてくれるようなことを経験しているかもしれません。
高い理想を持って、ブレずに自分の意志を貫く姿勢が人生を成功へと導くでしょう。 ただし、良くも悪くもプライドが高く自分の意見を曲げたがらないので、様々な場面で衝突する機会が多くなりがちです。 そうした気質が悪く出ると、他人の考えを受け入れない意固地な面が強くなります。
一徹な姿勢は良いのですが、それが頑なさとなっていないか時々自己確認をすることです。 多少納得のいかない場合でも、人の意見をよく聞いた上で、 大局的な視点で状況判断できるようになれば、より大きな成果が得られるようになるでしょう。
※ここまでは、日干・月支元命・通変星による大まかな鑑定です。 日干・月支元命・通変星から大まかに鑑定することで、その人の主軸となる気質が判断できます。
ここからは、より詳しくみていきます。 上記の命式では、性格や運勢への影響が特に大きい日柱の干支(日干支)は「癸未」となっています。 以下は、日干支からみる基本性格・コミュニケーション・恋愛運・金運・仕事運です。
人懐っこく根が明るい人です。 普段はおっとりとしていますが、感情豊かで何かの拍子に陽気な部分が表れます。 気分屋な面があり、冷めているときと熱くなっているときの差が激しいでしょう。
社交的な性格で、多くの人と交流します。 相手に合わせることができ、様々な人とうまくやっていけます。 初対面の人とも打ち解けるのが早いでしょう。
好きになった相手には、自分から積極的にアプローチします。 仲の良い友人から、交際へと発展するケースが多いでしょう。 交際相手には誠実に向き合い、浮気することなく仲良く過ごします。 結婚生活は、安定したものとなるでしょう。
人付き合いの広さが、金運につながるでしょう。 目上の人から可愛がられやすく、発展のチャンスをつかめるかもしれません。 どちらかと言えば大器晩成型であり、年を重ねるごとに金運が上がっていくでしょう。
自立心旺盛で、人に頼らず仕事を進めていきます。 マイペースで仕事に没頭して、するべきことを着々とこなしていきます。 問題が起きた場合には、なるようになるさと楽観的に構えて対応します。 組織でもうまくやれますが、自分でビジネスを立ち上げるのも良いでしょう。
性格や運勢への影響が特に大きいのは日干支ですが、年干支・月干支・時干支からも影響を受けます。 それぞれの干支(かんし)の性格的傾向などは、以下のリンク先を参考にしてください。
0~6歳の10年間にめぐる通変星は「食神」となります。
食神がめぐる期間には、ゆったりと大らかな気持ちでいることが多くなります。 それまで集中力を高めて仕事や勉学などを頑張っていた人も、 この時期にはどこか緊張感がほぐれてゆっくりと過ごしたくなります。
美味しいものを食べることや、ファッションやインテリアなどへの関心も高まります。 精神的に安定した時期であり、傍目にも余裕があるように見えるので、趣味や遊びの誘いが多くなる傾向です。 食欲が出てきて、飲食の機会も増えるため、ふっくらとした体型となりやすい時期であり、どこか福々しい印象となるでしょう。
基本的にはのんびりと楽しく過ごせる時期ですが、それだけに油断しやすく、気がつけばダラダラと過ごしてしまって結果が何も残っていない…ということになりがちな時期でもあります。 また、雰囲気に流されて異性関係がだらしなくなりやすいので、若干の戒めが必要でしょう。
[0~6歳] [6~16歳] [16~26歳] [26~36歳] [36~46歳] [46~56歳] [56~66歳] [66~76歳] [76~86歳] [86~96歳] [96~106歳] [106~116歳] [現在の大運]
大運(たいうん)は、10年単位で変化して巡る運気です。
大運(10年運) | ||||||
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年齢 | 天干の 通変星 |
大運の 干支 |
大運の 蔵干 |
蔵干の 通変星 |
十二運 | 運気 |
0~6歳 | 食神 |
乙
丑
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己 | 偏官 | 自我が弱まる |
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6~16歳 | 正財 |
丙
寅
|
甲 | 傷官 | ||
16~26歳 | 偏財 |
丁
卯
|
乙 | 食神 | ||
26~36歳 | 正官 |
戊
辰
|
戊 | 正官 | 自我が弱まる |
|
36~46歳 | 偏官 |
己
巳
|
丙 | 正財 | ||
46~56歳 | 印綬 |
庚
午
|
己 | 偏官 | 自我が弱まる |
|
56~66歳 | 偏印 |
辛
未
|
己 | 偏官 | 自我が弱まる |
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66~76歳 | 劫財 |
壬
申
|
庚 | 印綬 | ||
76~86歳 | 比肩 |
癸
酉
|
辛 | 偏印 | ||
86~96歳 | 傷官 |
甲
戌
|
戊 | 正官 | 自我が弱まる |
|
96~106歳 | 食神 |
乙
亥
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壬 | 劫財 | 自分が強まる |
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106~116歳 | 正財 |
丙
子
|
癸 | 比肩 | 自分が強まる |
生まれてからの数年は、まだ運勢が定まっていない時期とみます。 運勢の基礎が定まる年齢を立運(りつうん)といいます。 上記命式の立運は 6歳 です。 立運の年齢から10年単位で大きな運気が巡ります。
以下は、命式の部分に着目したディテール情報です。 あくまでもディテール情報ですから、どの程度参考にすべきかは見解の別れるところです。 ある程度の専門知識が必要となりますので、詳しく知りたい場合にはプロの占い師さんにみてもらうのも良いでしょう。
命式のなかに干合(かんごう)はありません。
命式のなかに方合(ほうごう)はありません。
命式のなかに四墓(しぼ)はありません。
命式のなかに三合会局(さんごうかいきょく)はありません。
命式のなかに丑・未が隣接しており、冲(ちゅう)となっています。 隣接する2つの支が正反対であるため反発し合います。 ただし丑・未の場合は十二支としては正反対の位置関係ですが、どちらも五行が土なので反発はそれほど激しくありません。
命式のなかに支合(しごう)はありません。
命式の日柱が[癸][未]なので、空亡は「申酉」となります。 この命式の持ち主は、申年と酉年が空亡です。 空亡の時期には、普段とは異なる運気になります。
命式の四柱の十二運は、以下の通りです。 十二運は、各柱の通変星の強弱を表すものです。 特に、月柱や日柱の十二運は、その人の性格や運勢にある程度は影響を与えると観ます。
それぞれの十二運の観たては、以下のリンク先でご確認ください。
上記の命式には、以下の特殊星が入ります。 特殊星は、命式内の天干と地支の組み合わせを部分的にみて、特定の組み合わせがある場合に名前をつけたものです。
特殊星は、命式の基本となる干支(かんし)や通変星(つうへんせい)に比べれば、それほど重視する必要はありませんが、 その人の性格や運勢を特徴づける部分的な要素と観ます。
それぞれの特殊星の観たては、以下のリンク先でご確認ください。
※上記の占い結果は、四柱推命の解釈に基づいて性格の傾向を解説したものです。 あくまでも“四柱推命ではそういう傾向があるとされている”ということであり、 性格診断テストのような科学的根拠があるわけではありません。
※四柱推命の鑑定では、必ず命式全体のバランスを考慮する必要があります。 上記の性格判断は、命式の各部分を数値化するなどして機械的に算出しており、 必ずしも上記の解釈がすべてではない点に注意してください。
※より厳密に鑑定されたい場合には、信頼できる専門家に個人鑑定を依頼されることをおすすめします。