四柱推命で【基本的な人格・性質】を鑑定します。
年柱 | 月柱 | 日柱 | 時柱 | |
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天干の通変星 | 正財 | 食神 | - | 不明 |
天干 | 甲 | 癸 | 辛 | 不明 |
地支 | 辰 | 酉 | 丑 | 不明 |
地支の蔵干 | 戊 | 辛 | 己 | 不明 |
蔵干の通変星 | 印綬 | 比肩 | 偏印 | 不明 |
十二運 | 墓 | 建禄 | 養 | 不明 |
特殊星 | 暗禄 飛刃 |
紅艶 咸池 血刃 |
節度貴人 華蓋 |
不明 |
参考データ |
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空亡:辰巳 |
日干が辛(かのと)になる人は、例えるなら洗練された貴金属のような人です。 鋭い感性を持った流行に敏感な人で、新しいもの好きです。
アタマの回転が速く、他人の様子などをよく観察しており、緻密に思考を巡らせています。 一見繊細に見えますが、好き嫌いがハッキリしていて、内側には明確な意思を持っています。 一度定めた人生の目標に対して一徹であり、コツコツと努力を継続する職人タイプと言えるでしょう。
鋭い観察力を持った合理的でセンスの良い人ですが、悪い面が出れば、神経質になり過ぎたり、毒舌が過ぎることがあるかもしれません。
月支元命が比肩(ひけん)になる人は、独立心旺盛な人でしよう。 何事においても判断基準は“自分”で、 自分自身を表現したり自己実現したいという強い願望を持っています。
比肩は、蔵干が日干と同じになる場合に生成される星です。 日干と同じ干なので、日干の気質がより強められます。 日干の種類により強められる気質は異なりますが、自分自身をねじれ無くそのまま表現する、 ある意味ストレートな性格の人だと言えるでしょう。
比肩は自分自身の気質を強めるので、日干の弱いタイプの人にはプラスに働きます。 この場合には、何事も自分の意志で決断して、ハッキリとした目的意識を持ち、 積極的な態度で取り組む精力的な人物となるでしょう。
一方で、日干が強められすぎて過剰になる人もあります。 この場合には、自意識過剰になったり、自己中心的で身勝手な面が出てくるでしょう。
※ここまでは、日干・月支元命・通変星による大まかな鑑定です。 日干・月支元命・通変星から大まかに鑑定することで、その人の主軸となる気質が判断できます。
ここからは、より詳しくみていきます。 上記の命式では、性格や運勢への影響が特に大きい日柱の干支(日干支)は「辛丑」となっています。 以下は、日干支からみる基本性格・コミュニケーション・恋愛運・金運・仕事運です。
誰にでも愛想が良くて好感度の高い人です。 一見すると知性や才能で勝負するタイプに見えますが、地道な努力で堅実に勝負するタイプです。 安定志向が強く、手堅く確実な進め方を選びます。 モノには独特のこだわりがあり、何かを収集したりため込んでいるかもしれません。
礼儀正しく気配りのできる常識人で、誰とでもうまくやっていけます。 内面的にはプライドが高いところがあり、実は好き嫌いがハッキリしています。 誰かと対立した際に、自分から謝るのは苦手でしょう。
どちらかと言えば受け身体質で、相手からのアプローチを待つほうでしょう。 交際相手や結婚相手は、じっくりと見極めてから慎重に選びます。 交際したら、浮気はしないタイプです。 結婚生活は、安定したものとなるでしょう。
堅実にお金を稼ぐタイプの金運です。 大手企業に勤めたり、資格を活かして士業に就いたりといった具合です。 イチかバチかの勝負には興味を示しません。
大器晩成型の仕事運です。 若い頃には地道に頑張ることで信頼を獲得して、年齢と共に一定の地位を確保していくでしょう。 世の中から必要とされる安定した職業なら、安心して務め続けられるでしょう。
性格や運勢への影響が特に大きいのは日干支ですが、年干支・月干支・時干支からも影響を受けます。 それぞれの干支(かんし)の性格的傾向などは、以下のリンク先を参考にしてください。
0~2歳の10年間にめぐる通変星は「食神」となります。
食神がめぐる期間には、ゆったりと大らかな気持ちでいることが多くなります。 それまで集中力を高めて仕事や勉学などを頑張っていた人も、 この時期にはどこか緊張感がほぐれてゆっくりと過ごしたくなります。
美味しいものを食べることや、ファッションやインテリアなどへの関心も高まります。 精神的に安定した時期であり、傍目にも余裕があるように見えるので、趣味や遊びの誘いが多くなる傾向です。 食欲が出てきて、飲食の機会も増えるため、ふっくらとした体型となりやすい時期であり、どこか福々しい印象となるでしょう。
基本的にはのんびりと楽しく過ごせる時期ですが、それだけに油断しやすく、気がつけばダラダラと過ごしてしまって結果が何も残っていない…ということになりがちな時期でもあります。 また、雰囲気に流されて異性関係がだらしなくなりやすいので、若干の戒めが必要でしょう。
[0~2歳] [2~12歳] [12~22歳] [22~32歳] [32~42歳] [42~52歳] [52~62歳] [62~72歳] [72~82歳] [82~92歳] [92~102歳] [102~112歳] [現在の大運]
大運(たいうん)は、10年単位で変化して巡る運気です。
大運(10年運) | ||||||
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年齢 | 天干の 通変星 |
大運の 干支 |
大運の 蔵干 |
蔵干の 通変星 |
十二運 | 運気 |
0~2歳 | 食神 |
癸
酉
|
辛 | 比肩 | 自分が強まる |
|
2~12歳 | 正財 |
甲
戌
|
戊 | 印綬 | ||
12~22歳 | 偏財 |
乙
亥
|
壬 | 傷官 | ||
22~32歳 | 正官 |
丙
子
|
癸 | 食神 | ||
32~42歳 | 偏官 |
丁
丑
|
己 | 偏印 | ||
42~52歳 | 印綬 |
戊
寅
|
甲 | 正財 | ||
52~62歳 | 偏印 |
己
卯
|
乙 | 偏財 | ||
62~72歳 | 劫財 |
庚
辰
|
戊 | 印綬 | ||
72~82歳 | 比肩 |
辛
巳
|
丙 | 正官 | 自我が弱まる |
|
82~92歳 | 傷官 |
壬
午
|
丁 | 偏官 | 自我が弱まる |
|
92~102歳 | 食神 |
癸
未
|
己 | 偏印 | ||
102~112歳 | 正財 |
甲
申
|
庚 | 劫財 | 自分が強まる |
生まれてからの数年は、まだ運勢が定まっていない時期とみます。 運勢の基礎が定まる年齢を立運(りつうん)といいます。 上記命式の立運は 2歳 です。 立運の年齢から10年単位で大きな運気が巡ります。
以下は、命式の部分に着目したディテール情報です。 あくまでもディテール情報ですから、どの程度参考にすべきかは見解の別れるところです。 ある程度の専門知識が必要となりますので、詳しく知りたい場合にはプロの占い師さんにみてもらうのも良いでしょう。
命式のなかに干合(かんごう)はありません。
命式のなかに方合(ほうごう)はありません。
命式のなかに四墓(しぼ)はありません。
命式のなかに三合会局(さんごうかいきょく)はありません。
命式のなかに冲(ちゅう)はありません。
命式のなかの辰・酉が隣接している部分は、支合(しごう)しています。 隣接する2つの支が支合により強く結びつくことで、命式のバランスが変化します。 例えば、支合している支と、支合とは関係のない干との関係で生じる吉意や凶意は弱まります。
命式の日柱が[辛][丑]なので、空亡は「辰巳」となります。 この命式の持ち主は、辰年と巳年が空亡です。 空亡の時期には、普段とは異なる運気になります。
命式の四柱の十二運は、以下の通りです。 十二運は、各柱の通変星の強弱を表すものです。 特に、月柱や日柱の十二運は、その人の性格や運勢にある程度は影響を与えると観ます。
それぞれの十二運の観たては、以下のリンク先でご確認ください。
上記の命式には、以下の特殊星が入ります。 特殊星は、命式内の天干と地支の組み合わせを部分的にみて、特定の組み合わせがある場合に名前をつけたものです。
特殊星は、命式の基本となる干支(かんし)や通変星(つうへんせい)に比べれば、それほど重視する必要はありませんが、 その人の性格や運勢を特徴づける部分的な要素と観ます。
それぞれの特殊星の観たては、以下のリンク先でご確認ください。
※上記の占い結果は、四柱推命の解釈に基づいて性格の傾向を解説したものです。 あくまでも“四柱推命ではそういう傾向があるとされている”ということであり、 性格診断テストのような科学的根拠があるわけではありません。
※四柱推命の鑑定では、必ず命式全体のバランスを考慮する必要があります。 上記の性格判断は、命式の各部分を数値化するなどして機械的に算出しており、 必ずしも上記の解釈がすべてではない点に注意してください。
※より厳密に鑑定されたい場合には、信頼できる専門家に個人鑑定を依頼されることをおすすめします。